私の社会人としての初めての仕事はガスの配管作業員でした。
元々体を動かすのが好きな私は、現場仕事にとても魅力を感じました。
しかしこの業界に入り、一つ疑問に思った事がありました。
それはこれだけ人々の役に立っているのに社会的評価がなんで低いのだろうと・・・
その事を真剣に考えると一つの答えが見えてきました。
それは全て自分たちが悪いという事でした。
なぜなら働いている人たちのマナーや人相がとても悪かったからです。
せっかく良い仕事をしても自分たちで価値を下げてしまっている事がとてももったいないと思いました。
それがとても悔しかった私はいつか現場仕事のイメージを変えてやる!と強く思うようになりました。
そんな私がなぜ植木屋になったかと言いますと、私の人生を変える師匠との出会いがあったからです。
そんな師匠との出会いはなんとバリ島でした、、、
なぜバリ島で出会ったかと言いますと、当時バリ島で大成功していた日本人の方がいて、その方に会いに行くツアーに参加したところで出会ったのが植木屋の師匠でした!
ツアー中にお話させていただく中でその方の人間性に惚れ込み帰国後に弟子入りを志願しました。
そして私がこの仕事に惚れ込んだきっかけは作業後にお客様からお金をいただいているのに「ありがとう」と言われた事でした。
当時お金をいただいてありがとうと言われる職業はお医者さんぐらいだと思っていたので、びっくりした事を今でも鮮明に覚えています。
それからなぜありがとうと言っていただけたのかを考えてみた所、植木屋はただ木を切ったり、お庭のお手入れをしているだけでないことに気が付きました。
なぜかと言いますと客様からお問い合わせいただく内容が、「お隣に枝が入ってしまって困っている」「落ち葉でご近所に迷惑をかけたくない」など困っている方がとても多かったからです。
そこで思ったのが植木屋は植物の癒しを提供するのはもちろん悩みや、不安を解決する仕事でもある事に気が付きました。
そこでより多くの方々にお困り事や不安を解決したいと思い、とてもお世話になった師匠の元を離れ、「次世代の植木屋」の意味も社名に込めて「株式会社ネクストガーデン」として東京で独立する事を決意いたしました。
株式会社ネクストガーデン
代表 松本 悠幹